Writer
やまうち しょうご
株式会社デジタルフォワード代表取締役/DXコンサルタント。旅行代理店からIT業界へ転身。Booking.com(外資IT)、アクセンチュア(外資コンサル)、CYDAS(日系IT)、フリーランスPMでの実務経験を経て株式会社デジタルフォワードを設立。業務改善・ツール導入・自動化支援を展開。伴走型コンサルとして中小企業を支援。英日バイリンガルでの対応も可能で、研修講師や戦略立案支援も行う。沖縄県在住。
こんにちは。
株式会社デジタルフォワードの山内です。
「DXだ、AIだと言われるが、うちのような中小企業には関係ない。そもそもITは苦手だ」
「IT会社に相談しても、高いツールを売りつけられるだけ。結局使いこなせなくて無駄金になるのがオチだ」
もしあなたがそう思っているなら、この記事はあなたのためのものです。
現状の日本のIT業界は、中小企業の社長にとって決して親切ではありません。
大手コンサルは費用が高すぎ、ITベンダーは自社の売りたいツールを押し付けてくる。
ちょうどいい相談相手がいないのが現実です。
しかし、2025年、その状況を一変させる強力な技術が登場しました。
それが最近話題の「Claude Code(クロード・コード)」です。
これは単なるチャットAIではありません。
あなたの指示を受けて、実際に動くシステムやツールを勝手に作り上げてくれる、いわばデジタル従業員です。
私は、世界最大の旅行予約サイトBooking.comで最先端のIT運用の現場を見てきました。
その後、アクセンチュアを経て、現在は中小企業の伴走型DXコンサルタントとして活動しています。
その経験から断言します。
Claude Codeは、これまで中小企業が抱えてきた、IT外注コストが高い、自社に合うツールがないという悩みを根底から解決する、新常識になります。
この記事では、ITが苦手な社長でも、Claude Codeを使って外注費を大幅にカットし、自社に完璧にフィットしたシステムを手に入れる方法を、分かりやすく解説します。
この記事を読み終える頃には、ITは怖いものではなく、自社を成長させる最強の武器だと確信しているはずです。
「AIにシステムを作らせるなんて、プログラマーだけの話でしょう?」
そう思われるかもしれません。
しかし、実はClaude Codeが最も恩恵をもたらすのは、プログラマーのいない中小企業なのです。
なぜ、ITアレルギーのある社長こそ、今このツールを知るべきなのか。
その理由を、これまでのITの常識を覆す新しい概念とともに解説します。
これまで、ChatGPTなどのAIは、チャットボット(会話ロボット)でした。
あなたが質問し、AIが答える。
それだけでした。
しかし、Claude Codeは違います。
これは、AIエージェントと呼ばれる、全く新しい世代のAIです。
最大の違いは、答えを教えるのではなく、あなたに代わって実行するという点です。
例えば、あなたが毎日の売上データをExcelから集計して、上司にメールするツールを作ってと指示したとします。
従来のAI
Pythonという言語を使って、このようなコードを書けば作れますよと、プログラミングコードの書き方を教えてくれます。
(プログラミング知識がないとここで挫折します)
Claude Code(AIエージェント)
あなたのパソコン内のファイルを読み込み、実際にコードを書き、そのコードを自分で実行し、ツールが正しく動くかどうかのテストまで行います。
あなたは、出来上がったツールを受け取るだけです。
つまり、社長であるあなたは、プログラミング言語を覚える必要は一切ありません。
必要なのは、どんなツールが欲しいかを日本語でAIエージェントに伝えることだけです。
これは、IT苦手な社長にとって、自分の優秀な専属プログラマーを、ほぼ無料で雇うようなもの。
このインパクトの大きさが、お分かりいただけるでしょうか。

私はかつて、Booking.comという世界的なIT企業に在籍していました。
そこでは、何千人ものエンジニアが、日夜、業務の効率化と自動化に取り組んでいました。
彼らが使っているのは、巨額の投資をして作られた、一般の中小企業には到底手の届かない高度なシステムです。
世界一の効率化は、その莫大な資本力によって支えられていました。
私は思いました。
「この効率化の仕組みを、日本の中小企業にも導入できれば、日本はもっと元気になるのに。でも、コストが違いすぎる……」と。
しかし、Claude Codeの登場でその壁が崩れました。
これまで、自社専用の自動化システムを作ろうとすれば、IT会社に数百万円、数千万円の外注費を払わなければなりませんでした。
しかし、Claude Codeを使えば、その100分の1、あるいはもっと少ないコストで、同等以上の自社専用ツールを作れる可能性が出てきたのです。
世界最先端のIT企業が数年かけて作り上げてきた効率化の仕組みを、明日から、あなたの会社でも実現できる。
これは、中小企業にとって歴史的なチャンスです。
外注費という血税を垂れ流すのをやめ、AIという新しい力を自社の資産にする。
そのための鍵が、Claude Codeなのです。
「ITを導入する=高い月額費用を払い続ける」
もしあなたがそう思い込んでいるなら、今すぐその考えを捨ててください。
Claude Codeが実現するのは、無駄な固定費を削ぎ落とした、持たないITです。
多くの社長が、DXのために既製のITツールを契約します。
しかし、そこには2つの大きな罠が潜んでいます。
無駄な多機能
自社の業務には20%の機能しか必要ないのに、残り80%の不要な機能のためにも高い月額料金を払い続けている。
運用の強制変更
ツールの仕様に自社の業務を合わせる必要があり、結果として現場が混乱し、使われなくなる。
これは、いわばサイズが合わない既製服を、高いリース料を払って無理やり着ている状態です。
一方で、Claude Codeを活用した自社専用開発は、フルオーダーメイドの作業着を作るようなものです。
「うちの会社は、まずこのExcelを入力して、次にこのサイトからデータを拾って…」という、あなたの会社のルールをそのままシステム化できます。
しかも、AIが開発を主導するため、従来のオーダーメイド開発で発生していたエンジニアの人件費(数百万円〜)が劇的に抑えられます。
既製品: 月額5万円 × 5年 = 300万円
(ずっと払い続ける)
Claude Code開発: 初期費用(低コスト)+ 維持費20ドル(2026.4月時点)
= 圧倒的なコスト優位性

「自社でシステムを持つと、メンテナンスが大変じゃないか?」
そう心配される社長も多いでしょう。
しかし、これもClaude Codeが解決します。
これまでのシステム開発はブラックボックスになりがちで、作ったエンジニアがいなくなると誰も触れなくなりました。
しかし、Claude Codeで開発されたシステムは、AIがそのシステムがどう動いているかを完璧に把握しています。
修正が必要になったら、またAIに日本語で指示を出すだけ。
高い保守費用をIT会社に払い続ける必要はありません。
自社でコントロールできる、文字通りの自社資産としてITを運用できるのです。
これが、私が提案する中小企業の新しい生き残り戦略です。
AIがすごいのは分かった。でも、結局どう始めればいいんだ?
その疑問にお答えします。
私が多くの中小企業を支援してきた経験から導き出した、最もリスクが低く、かつ成果が出る3つのステップです。
最初のステップは、パソコンを開くことではありません。
今の業務のどこが一番面倒か?を書き出すことです。
毎日、同じExcelにデータを転記している
紙の伝票を見ながらシステムに入力している
顧客からのメールを手動で仕分けている
こうした現場の悩みこそが、Claude Codeの格好の獲物です。
ITの専門用語は不要です。
誰が、いつ、何をして、何に困っているかを言語化する。
これが、DXの成否を分ける8割の要素です。
課題が見えたら、いよいよClaude Codeの出番です。
従来の開発なら、ここで仕様書を作り、見積もりを取り…と数ヶ月かかっていました。
しかし、Claude Codeならその場でプロトタイプ(試作)が動き始めます。
「とりあえず、このExcelを読み込んで集計するボタンを作って」と指示を出す。
動かしてみて「ここをもう少しこうして」と修正する。
このラリーを繰り返すことで、数日、早ければ数時間で自社専用ツールが形になります。
ツールができたら終わりではありません。
業務に合わせてツールを育てていく必要があります。
Claude Codeで作ったシステムの最大の特徴は、中身がブラックボックスにならないことです。
AIが作ったコードは、AIが一番よく知っています。
数ヶ月後、やっぱりこの機能も足したいと思ったとき、再びAIに指示を出せば、即座にアップデートが可能です。
IT会社に高い保守費用を払い続ける必要はありません。
自社でツールを手なずける。
これこそが、真の内製化です。

Claude Codeは強力な武器ですが、一つだけ欠点があります。
セキュリティ面の対策やリアルタイムでの情報収集はもちろん、最初の設定と、AIへの正しい指示出しには、少しのコツと経験が必要だということです。
ここで、多くの社長が誰に頼めばいいのか?という壁にぶつかります。
大手コンサルティング会社
確かに優秀ですが、中小企業にとっては費用が桁違いです。
パワーポイントの資料だけで数百万円、ということも珍しくありません。
ITベンダー
彼らのビジネスモデルは自社製品を売ることです。
あなたの会社の業務に合うかどうかより、自社の利益が出るツールを提案しがちです。
結果として、中小企業の社長は、ちょうどいい相談相手が見つからず、DXを諦めてしまうのです。
Booking.comや外資系コンサルで学んだのは、システムそのものよりもビジネスとテクノロジーの橋渡しがいかに重要かということです。
中小企業に必要なのは、立派な戦略資料を作る人でも、高価なツールを売る人でもありません。
社長の頭の中にあるビジネスの悩みを理解し、それをClaude Codeという最新武器に正しく翻訳して、一緒に形にしてくれる伴走者です。
エンジニアを雇うほどではないが、ITの力で劇的に効率化したい。
そんな、ちょうどいいニーズに応えられる存在こそが、これからのDXの鍵となります。
ここで一つ、大切なことをお伝えします。
こんな小さなことで相談してもいいんだろうか?…
結局、何から手をつければいいのか分からない…
そうした迷いこそ、私が解決すべき最初の課題です。
ITに詳しい必要はありません。
あなたが長年培ってきたビジネスへの想いと、現場への理解があれば十分です。
それをデジタルの力で増幅させるのが私の役割です。
外注費を減らし、自社の個性を活かしたIT環境を作りたい
そう少しでも感じたなら、まずは一度、お話を聞かせてください。
世界基準の知見と、中小企業の現場に寄り添う情熱を持って、あなたの最強の武器を一緒に作り上げます。