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やまうち しょうご
株式会社デジタルフォワード代表取締役/DXコンサルタント。旅行代理店からIT業界へ転身。Booking.com(外資IT)、アクセンチュア(外資コンサル)、CYDAS(日系IT)、フリーランスPMでの実務経験を経て株式会社デジタルフォワードを設立。業務改善・ツール導入・自動化支援を展開。伴走型コンサルとして中小企業を支援。英日バイリンガルでの対応も可能で、研修講師や戦略立案支援も行う。沖縄県在住。
こんにちは。株式会社デジタルフォワードの山内です。
「時間泥棒」シリーズ第2回。 今回の容疑者は、あなたの会社のスケジュール帳を埋め尽くしている「会議」です。
以前のブログ記事(「とりあえず会議」を撲滅せよ!チャットとツールで実現する、スマートな情報共有術)では、チャットツールを使った「情報共有のやり方」についてお話ししました。
「ツールは入れたけど、結局会議が減らない…」
そんな悩みをお持ちの経営者様へ。
今回は、ツールの話ではなく、もっとシビアな「お金(コスト)」の話をします。
その定例会議、いくらかかっているか計算したことはありますか?
今日は、経営者が直視すべき「会議の値段」と、今すぐやめるべき「貧乏会議」の特徴についてお話しします。
この記事で分かること
例えば、部長(時給4,000円)、課長(3,000円)、社員3名(2,000円×3)の計5人で、1時間の定例会議をしたとします。
4,000 + 3,000 + 6,000 = 13,000円。
これが、この会議の「原価」です。
もし、この会議が「何も決まらず、ただの報告で終わった」としたらどうでしょう。
会社は13,000円をドブに捨てたのと同じです。
さらに、その1時間は全員の作業が止まっています(機会損失)。
「とりあえず集まろう」
というのは、「とりあえず会社の金庫から1万円抜いて燃やそう」
と言っているのと同じくらい、経営的には罪深いことなのです。
では、どんな会議を削るべきか。
真っ先にやめるべきは、「情報の共有(報告)」だけを目的にした会議です。
「A現場、今週はここまで進みました」
「B案件、見積もり提出しました」
「へー、了解。次はCさんどうぞ」
この時間、CさんはAさんの話を聞いているだけで、何も付加価値を生んでいません。
「報告」は、過去の話です。
過去の話を聞くために、貴重な全員の時間を拘束する必要はありません。
会議室に集まる(またはZoomを繋ぐ)のは、「未来の話(意思決定・相談)」をする時だけに限定すべきです。
「報告会」をなくすために必要なのは、ツール以前に「勇気」です。
「顔を合わせないと不安」という感情を捨てる勇気です。
事前にチャットで報告:
「今週の進捗は以下の通りです(詳細は添付ファイル参照)」
と、会議の前日までに流しておく。
スタンプで確認:
リーダーや他のメンバーは、空き時間にそれを読んで「了解(スタンプ)」を押す。
会議は「相談」だけ:
どうしても集まる必要があるなら、「A現場でトラブルがあり、判断に困っています。知恵を貸してください」という相談事項がある時だけ開催する。
これだけで、会議の時間は半分以下になります。
「えっ、今週の定例会、集まらなくていいの?」
と社員が喜び、その分、本来の業務(営業や現場管理)が進むようになります。
「会議が多い会社」は、実は「コミュニケーション不足の会社」の裏返しです。
普段からテキストでの情報共有ができていないから、わざわざ時間を取らないと不安になるのです。
「報告はチャット、決断は会議」
このルールを徹底するだけで、会社のスリム化(コスト削減)は劇的に進みます。
「まずはどの会議から削ればいい?」
「チャットで報告させるためのテンプレートが欲しい」
そんなご相談も、お気軽にどうぞ。
あなたの会社の「時給」を、もっと有効なことに使いましょう。
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