2025/1/22

「社内にIT担当者がいない…」中小企業が陥りやすい落とし穴

Writer

やまうち しょうご

株式会社デジタルフォワード代表取締役/DXコンサルタント。旅行代理店からIT業界へ転身。Booking.com(外資IT)、アクセンチュア(外資コンサル)、CYDAS(日系IT)、フリーランスPMでの実務経験を経て株式会社デジタルフォワードを設立。業務改善・ツール導入・自動化支援を展開。伴走型コンサルとして中小企業を支援。英日バイリンガルでの対応も可能で、研修講師や戦略立案支援も行う。沖縄県在住。

こんにちは。株式会社デジタルフォワードの山内です。

中小企業の現場に入ると、よくこういった声を聞きます。

「うちはIT担当がいなくて…」
「なんとなく自分で調べて、必要そうなツールを入れてるだけです」

実際、IT担当がいない企業は珍しくありません。
ただ、それが原因で気づかぬうちに大きな課題に陥っているケースも非常に多いのです。

この記事で分かること


1. IT担当不在が招く“じわじわダメージ”

「とりあえず使えればOK」で場当たり的にツールを導入した結果、

こんな状況がよく生まれます。

  • 各部署がバラバラのツールを勝手に使い始める

  • パスワードやデータの管理が属人化

  • ツール同士の連携が考えられていない

  • 問題が起きたとき、誰も対応できない

見た目は業務が回っているようで、

実は見えないところでリスクが積み重なっている状態です。


2. IT担当者=エンジニア採用、とは限らない

「じゃあIT担当を採用しよう」と考える方も多いですが、

実際にはこういった課題があります。

  • 地方や中小企業ではエンジニア人材確保が難しい

  • ITスキルだけでなく“会社理解”も必要

  • そもそもフルタイムのIT人材が常に必要とは限らない

そのため、多くの中小企業では

現実的な選択肢として「外部サポート」の活用が増えています。


3. 良き相談役・伴走型支援という考え方

私たちデジタルフォワードでもよくご相談を受けるのが、
「IT担当はいないけど、誰かに気軽に聞ける環境がほしい」
というニーズです。

  • 月額制で“外部IT顧問”のような立ち位置を持つ

  • ツール選定やトラブル時だけスポットで相談できる

  • 社内に知識を少しずつ溜める支援をする

こうした“伴走型支援”が、今の中小企業にはフィットしやすいと感じています。


4. 経営者自身も最低限のITリテラシーを

とはいえ、すべてを丸投げではなく、経営者自身も最低限の理解を持つことが大切です。

  • ツールの選定ポイント

  • データの重要性とセキュリティ意識

  • IT導入が事業に与えるインパクト

これを押さえておくだけでも、外部パートナーとのやりとりがスムーズになります。


「IT人材がいないからできない」と諦める前に、
無理なくできる形から整えていく選択肢が、今はしっかりあります。